アニメ紹介『よりもい』



2018年のTVアニメ『宇宙よりも遠い場所』全13話を視聴しました。

ひらがなを抜き出して、通称「よりもい」

ノーゲーム・ノーライフ』チームによるオリジナルアニメーション作品。

様々なモヤモヤを抱えた女子高生が南極観測をきっかけに一歩踏み出す物語です。

淀んだ水が溜まっている。

それが一気に流れていくのが好きだった。

決壊し、解放され、走り出す。

淀みの中で蓄えた力が爆発して

全てが、動き出す。

TVアニメ『宇宙よりも遠い場所』第1話、第5話

タイトルの「宇宙(そら)よりも遠い場所」はまさに南極のことであり、

本作のメインキャラクターである小淵沢報瀬(しらせ)の母、南極観測隊員だった小淵沢貴子の著書のタイトルでもあります。

全てが、動き出す

高校2年生の夏、キマリこと玉木マリは、

自分が未だ何も成し遂げられていないことに苦悩します。

そんなある日、同級生の小淵沢報瀬(しらせ)が駅で落とした

【100万円】を拾ったことがきっかけで一緒に南極を目指すことに。

出発地点は群馬県館林市にある茂林寺前(もりんじまえ)駅。

「女子高生が南極なんて行ける訳がない」

そう周囲に馬鹿にされながらも、

バイトをしてお金を貯めたり、歌舞伎町で色仕掛けに挑んだり、

紆余曲折を経て仲間を増やし、最終的に4人で南極観測に同行することになります。

キマリは、知らない世界に一歩を踏み出すために。

報瀬(しらせ)は、南極で行方不明になった母の遺品を見付けるために。

中卒の日向(ひなた)は思い出を作るために。

タレントの結月(ゆづき)は、友情を知るために。

船が陸から離れる。

この旅に何の意味があるのかなんて、分からない。

学校休んで試験も受けず、受験にだって影響する。

でも、今の私たちは一歩踏み出せないままの高校生ではない。

何かをしようとして、何も出来ないままの、17歳や16歳ではない。

それで十分だ!

TVアニメ『宇宙よりも遠い場所』第8話「吠えて、狂って、絶叫して」

ざまあみろ!

踏み出せないモヤモヤ、信じてもらえないモヤモヤ、

酷いことをされたモヤモヤ、人と触れ合えないモヤモヤ、

様々なモヤモヤを乗り越え、大声で「ざまあみろ!」と言ってやる。

本作の魅力は、そんな腹の底から込み上げてくる鬱憤を晴らしてくれるところにあります。

多感な女子高生が必死に自分と向き合い、大粒の涙を流す姿、その健気さに心を打たれます。

どうせ行くまで何言っても信じないから。

本当に着いてから言うの。

ざまあみろ。ざまあみろ。ざまあみろって」

TVアニメ『宇宙よりも遠い場所』第4話「四匹のイモムシ」

ギャップ萌え

一番人気者なのに、一番無知な結月。

一番しっかり者なのに、一番不遇な日向。

一番美人なのに、一番おっちょこちょいな報瀬。

一番アホっぽのに、一番周りが見えていてるキマリ。

ギャップの魅力満載な彼女たちからは、数々の名言が飛び出します。

彼女たちの何気ないやりとりに、笑ったり、ほっこりしたり、ハラハラしたり。

マクロで観ると清々しく、ミクロで観ると可愛らしい、細部まで楽しめる作品でした。

作品情報

放送時期

2018年 冬宇宙よりも遠い場所全13話

配信情報

Netflix視聴可
Amazonプライム・ビデオ視聴可
dアニメストア視聴可
※2021年3月時点

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スタッフ

原作よりもい
監督いしづかあつこ
シリーズ構成花田十輝
キャラクターデザイン吉松孝博
音響監督明田川 仁
アニメーション制作MADHOUSE

キャスト

玉木マリ水瀬いのり
小淵沢報瀬花澤香菜
三宅日向井口裕香
白石結月早見沙織