今日の授業は「英単語をパーツで覚えよう」第三弾。
そろそろ関連付けで覚えていく感覚が身に付いてきたんじゃない?
今日も共通点を探しながら楽しくトライしてみよう♪
▼前回の記事はこちら!
目次
ear[íɚ/éɚ]
- ear[íɚ]=(n)耳
- appear[əpíɚ]=(Vi)出現する
- bear[béɚ]=(Vt)生む、耐える、(n)熊
「i」がアルファベットの「アイ」だったり、ローマ字読みの「イ」だったりするのと同じように、「e」も「イー」だったり「エ」だったりすると覚えておけば分かりやすいかな!
i[άɪ,ɪ,ə]の発音は第一弾で扱ってるから復習しておいてね~
cei[síː]
- ceiling[síːlɪŋ]=(n)天井
- receipt[rɪsíːt]=(n)領収書
- conceit[kənsíːt]=(n)うぬぼれ
「cei」は日本語の「シー」に近い発音だね。同音異形の【sea[síː]=(n)海】や【conceal[kənsíːl]=(Vt)隠す】と区別しよう。
【shield[ʃíːld]=(n)盾】に含まれる[ʃ]は無声後部歯茎摩擦音(むせいこうぶしけいまさつおん)といって、唇を少し前に突き出して「シュー」に近い発音をするよ。
ir[ɚː]
- air[éɚ]=(n)空気
- bird[bˈɚːd]=(n)鳥
- skirt[skˈɚːt]=(n)スカート、(Vt)囲む
「ir」で「アー」に近い伸ばす音と覚えて置けば、カタカナ英語の「skirt」も少し覚えやすくなるんじゃないかな!
Birthday[bˈɚːθdèɪ]とかも最初は覚えにくかったよね~
pul[pˈʊl/pˈʌl]
- pull[pˈʊl]=(Vt)引く
- impulse[ímpʌls]=(n)衝動、出来心
- compulsory[kəmpˈʌls(ə)ri]=(a)強制的な、義務的な
カタカナにすると「プル」や「パル」だね。ちなみに僕のプロデューサーさんはお笑いコンビ「インパルス」の板倉俊之さんと誕生日が同じ!
compulsoryはcompel(~を強いる)の形容詞形だね。pelがpulになるので注意しよう。また、compulsory education(義務教育)って使い方が頻出だから覚えておこうね!
su[sə]
- success[səksés]=(n)成功
- suggest[sə(g)dʒést]=(Vt)提案する
- suppose[səpóʊz]=(Vt)思う、仮定する
sub、sum、sun…全部カタカナにすると「サ」だね。
同形異音はsummer[sˈʌmɚ]、同音異形はsome[səm]。soで「サ」と言えば、soccer[sάkɚ]、いずれも母音の発音が少し異なるよ。
sue[súː/ʃuː]
- pursue[pɚsúː]=(Vt)遂行する、追求する
- issue[íʃuː]=(Vt)出す、(n)発行
- tissue[tíʃuː]=(n)組織、ティッシュペーパー
【sue[súː]=(Vt)訴える】という単語だね。カタカナだと「スー」や「シュー」に近い伸ばす音。[ʃ]は先述の無声後部歯茎摩擦音だ。
よく見ると前が母音の時「s」が二重になってるよね。1つ前のsu[sə]の例語と同様に、この形は他にも色々あってアクセント位置にも関係してるから頭に入れておいてね!
tue[túː/tʃuː]
- Tuesday[t(j)úːzdèɪ]=(n)火曜日
- statue[stˈætʃuː]=(n)彫像
- virtue[vˈɚːtʃuː]=(n)美徳、善行
カタカナにすると「チュー」だ。eを抜いた【student[st(j)úːdnt]=(n)学生】や【solitude[sάlət(j)ùːd]=(n)孤独】も同じ音だよ!
ure[ɚ]
- culture[kˈʌltʃɚ]=(n)教養、文化
- treasure[tréʒɚ]=(n)宝物、(Vt)大事にする
- failure[féɪljɚ]=(n)失敗
名詞化の接尾辞「ure」だね。pure、sure、cure…等々、短い形容詞や動詞にも含まれる形だ。さて、最後に目次を見てみよう。
今回多く見られたアとオの中間のような発音をする[ə]や[ɚ]は弱母音といってストレスのかからない弱めの発音をするよ。
対して、アニメ『SPY×FAMILY』の主人公、ロイド・フォージャーの姓になっていた【forger[ˈfɔrdʒɝ]=(n)偽造者、捏造者】等に見られる[ɝ]は強母音でストレスのかかる強めの発音。3つセットで覚えておこう!
お勧めの単語帳
おまけ!僕が使っていた2冊の単語帳を紹介するよ!
鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁
東大は目指さないから関係無い…なんて思わないで!
確かに700ページ近くあってちょっとした辞書みたいだし、東京大学受験指導専門塾が出しているし値段も少し高めだから、多くの人は通り過ぎてしまうかもしれない。
だけど、本書には派生語や関連付け、セットで覚えるべき動詞と目的語、前置詞など、英単語の習得に必要なメソッドがたっぷり詰まってる。各単語の例文には収録語が盛り込まれてるから読み進めるだけで復習のきっかけを作ることが出来るし、中学校で習うような基礎英単語・熟語の復習まで付いてる。実は初心者にもお勧めの一冊なんだ!
大学受験生から社会人まで自信をもってお勧め出来る単語帳だよ。言語学習における単語帳は最終的には辞書になるんだから、ボリュームはむしろ丁度良いくらい!
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キクタン【Basic】
キクタンの良いところは「聴いて覚える」ことが前提で音源が別売りじゃないところ。
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【Basic】を完璧にして、次の【Advanced】までマスターすれば6,000語レベル!
以上、お勧めの単語帳でした。他にもお勧めがあったらまた紹介するね!
英単語を味方に付けて、楽しく長文読解に挑めるようにしよ~!
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優しい世界の創造主・平和也(タイラカズヤ)です。