今日のテーマは「収入を決定するもの」について!
経済には主に資本主義(キャピタリズム)と社会主義(ソーシャリズム)があって、日本を含む多くの国は前者の貧富格差が起こりやすい体制を取っている。
今日はそんな資本主義社会の中で、どういう人が優位に立てるのか整理してみよう。
資本主義と社会主義
資本主義と社会主義の違いは以下の通り。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
資本主義 | 生産力が上がりやすい | 貧富格差が起こりやすい |
社会主義 | 貧富格差が起こりにくい | 生産力が下がりやすい |
前提として、僕たちは自由競争を肯定する資本主義社会で生きている。どうしても貧富の差は生まれてしまうけど、その代わり新しいものが生まれやすくて刺激的だよね。
本当は両者の良いとこ取りが出来れば良いけど、人の内面的な部分は機械のように管理することが出来ないから、社会全体の発展を思えば合理的と言えるんじゃないかな。
勿論、競争の前線に参加しないで平穏に生きる方法もあると思う。ただし、自分の待遇を他人のせいにしたり、不平等と嘆いたりするのはお門違い。生まれながらの境遇によって有利不利はあるけれど、それが前提の社会だから足りないものは自分で補うしかないよ!
僕も裕福とは言えない家庭の出身だけど、それは初代になれる余地があるってことだよね。そう考えると何かを成すには人生は短すぎる。みんなも自分の時間を大切に使うことを心掛けよう!
収入はポジションで決まる
それじゃあ、本題に入るね!
最初に押えておきたいのは、収入を決定するのはポジションということ。忙しく頑張って働いている人が必ずしもお金持ちとは限らないんだ。
まずは業界のポジションについて。
例えば、外出自粛が求められるコロナ禍に飲食店やテーマパークを立ち上げて軌道に乗せるのは難しそうだよね。在宅ワークをサポートする宅配サービスやメタバースを活用したビジネスをする方が注目度が高いことは明らかだ。
お金が価値提供の対価である以上、需要が無いと何も始まらない。仕事は好きだけではやっていけないという台詞の中には、個人の向き不向きや人間関係以外にも、こういった時代の流れによるものがあると思うよ!
次に商売のポジションを整理しよう。
商品の所有権が移転する流れのことを商的流通=商流と言うんだけど、ここでは川の流れのように商流が高い=商売で優位なポジションという意味で使うね。
以下は商流が高い順に並べた商売のポジションだよ!
- 商売を企画する人
- 商売を指揮する人
- 商品を作る人
- 商品を売る人
- 雑務を行う人
以前、僕が勤めていた会社は営業が昇格するとマネージャーになるんだけど、そもそも物を売る能力と人を管理する能力は全く違うよね。それにも関わらず、上位の役職になっているのは商流が高いからなんだ。
商流の高低によるメリットとデメリットはこちら。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
商流が高い | 収入が高い (ハイリターン) | 管理するものが多い (ハイリスク) |
商流が低い | 管理するものが少ない (ローリスク) | 収入が低い (ローリターン) |
商流が高いポジションの人は収入が高い一方で、仕入や人材など管理するものが多く簡単に軌道変更することが出来ないし、トラブルの責任も背負うハイリスク・ハイリターン。
商流が低いポジションの人は管理するものが少なく小回りが利く一方で、収入は商流が高いポジションの人たちの残り滓を大勢で分け合うことになるローリスク・ローリターン。
どっちもどっちと言えるけど、芸術家や運転手のようなプレイヤーであることに意義のある職業で無ければ、基本的には商流の高いポジションを目指すのが利口だね。
頑張っても収入が上がらないんじゃなくて、商売のポジションが悪いから収入が低いんだ。朝から晩まで必死に働いてギリギリ生活をしている人もいれば、ほとんど働かずに裕福な生活をしている人もいる現実を知っておこう!
↓改めて、お金の稼ぎ方も整理しておいてね♪
優しい世界のすすめ
最後は僕の考える理想的な働き方=生き方について!
今日は現実的な働き方の話をしたよね。確かに、ほとんどのことはお金で解決することが出来てしまう世知辛い世の中ではあるんだけど、それでも僕は主観的な幸福度=自分にとって優しい世界を築けているかどうかが重要だと思うんだ。
僕の提唱する優しい世界の定義は「はじめに」でも説明したけど、自分に合う環境で、自分の得意なことを活かし、自分の好きなことをする状態のこと。
例えば、今の僕の働き方はこんな感じだよ。
自分に合う環境 | フリーランス(通勤無し・時間拘束無し) |
自分の得意なこと | 文章を書くこと |
自分の好きなこと | 絵を描くこと・歌を歌うこと |
元々、平日は営業職として外回りやテレアポ、休日はイベントの運営や司会という今と全く異なる日々を過ごしてたんだけど、ある日、満員電車での通勤やオフィスの雑音が物凄いストレスになってることに気付いて、少しずつ準備をして働き方を変えたんだ。
逆にずっと座っているのが苦手な人や多少の雑音があった方が集中力が上がる人は以前の僕みたいな働き方の方が合ってるよね。
こうした環境を整えることは心的・肉体的健康の維持に関わる。滞りなく仕事をし、相応な収入を得て生活を維持するために、何よりも先にやるべきことだと思う。
その上で、得意なことを本業にし商流の高いポジションを目指しつつ、好きなことや目標にしていることを組み合わせて人生を彩る。この三点こそ、衣食住や三大欲求のように、自分なりに少しずつ満たしていくものだと僕は考えているんだ。
現代日本で生きていく限りポジション取りは避けて通れないけど、自分にとって都合の良い優しい世界を創るためだと思えば、競争が苦手な人も前向きになれるんじゃないかな。
ずばり、頑張らないために頑張る!
矛盾しているようで、今の時代に合った生き方だと思わない?
今日はここまで。これからもみんなが生きやすい人生を送れるように生き方や考え方の発信をしていくね!次回もお楽しみに♪
Welcome to Gentle World!
優しい世界の創造主・平和也(タイラカズヤ)です。